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世界のワイン業界ニュース

  • 執筆者の写真: peko
    peko
  • 2024年7月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年9月21日



2019年にスペイン南部カルモナの家屋で行われた修復作業により、バエティック地方の古代ローマ都市カルモの西ネクロポリスに属する集合墓が発掘された。

およそ2000年前の骨壷から赤みがかった液体が発見された。

様々な分析法により、壺の中の液体は白ワインだったことが分かり、「世界最古のワイン」となった。

写真aの8の骨壷が、dの鉛のケースで、その中にcのガラス製骨壷が入っており、蓋を開けて上から見たのがe。


ローマ時代、ワインの腐敗防止は石膏とか、大量の糖分を含む煮詰めた膠だったらしい。また、調味料として塩も入れていたそう。


ワインでお馴染み、シリコンバレーバンクのロブ・マクミラン氏によるDtoC(ダイレクトtoカスタマー)ワイン調査の結果より、ナパの料金高騰でワイナリー訪問者数が減少しているとの記述。

テイスティングルーム、ワインクラブ、インターネット注文といったDtoC販売はワイナリー売り上げの72%を占めている。従って、ワイナリーにとっては非常に重要な関心ごとだが、そもそも価格の上昇が原因という。


・ナパのテイスティングルームでの価格 (2016年: 2023年 レギュラー16ドル→75ドル、リザーブ34ドル→138ドル)

・ナパのホテル価格 (2019年: 2022年 327ドル→470ドル)

・チップ20%

・テイスティング後のワイナリーでのワイン販売 209ドル


↑を複数のワイナリー巡りでもしたら大変な価格に...

さらに、以前はボトルを買えばテイスティング無料になるワイナリーも多々あったが、今は1/3以下だという。

また、ワインクラブでも送料無料にしてるところは16%だそう。決して安くないワインクラブ...だからワインクラブ会員も減っている。(カルトワイン除く)


価格以上の贅沢感があればいいけれど、自分で自分の首を絞めている感じがしなくもない...


オゼンピックは2型糖尿病治療薬のブランド名で、ハリウッドセレブの間で減量薬として人気だという。

食物の消化速度を遅くし、食欲を減退させるので、食べる量を減らすことができる。減量としての用途が一般的になったため、糖尿病患者はこの薬の不足に陥っている。


食品のみならず、服用者のアルコール摂取量が減少していることから、ノン・アルコール飲料の市場が急激に伸びている。


昨今のヨーロッパの気候変動の中、ニュージーランドは恵まれた冷涼な気候と、それがワインに与えるフレッシュさを大いに活用してきた。

しかしながら、新たに発表された研究(Stats NZ)によると、ニュージーランドの海水温は世界平均の2~3倍と、世界でもトップレベルのスピードで上昇している。

1982年以来、海面水温は10年ごとに0.16~0.26℃、沿岸海域では0.19~0.34℃上昇していることが分かった。


ニュージーランドのワイン業界は、ブラガト研究所の「ソーヴィニヨン・ブラン2.0」プログラムなどを通じて、以前からブドウの保証に取り組んできた。

目的は、ソーヴィニヨン・ブランの木の多様性を高めること。気候の変化に強い品種を作り出すこと。

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのほとんどは、1つのクローンにすぎず、今まではこの地で非常に上手くやってきたが、これからは変えていかねばならない。


日本のオークションハウス「Top Lot」のアドバイザーを務める真贋鑑定のプロであり、ワイン業界の第一人者である堀賢一氏に偽物ワインの現状とその見極め方について伺い、それをフォーブス・ジャパンに投稿した記事より。


偽物ワインといえば、pekoも初回wine laboで講座として取り上げたルディ・クルニアワンの事件が記憶に新しい。被害総額120億円と言われ、未だに偽造ワインは市場に出回っている。

偽造されやすいのはDRCやペトリュス、ラフィットなどといった高額取引商品に加え、ティニャネロのように比較的数の多いものも存在する。


中国系の偽造集団の場合、匿名配送ができ、使い捨て購入IDで足のつきにくいヤフオクがよく使われる。


Top Lotに出品依頼があると、その方の自宅へ赴き、必ずワインの保存状況を確認&入手経路などのヒアリングを行う。

実際、偽造ワイン以上に状態のよくないワインが多いという。

どんなに希少価値のものでも、堀氏のお眼鏡に適わなければ受けないという。


日本で流通する偽造ワインのほとんどが、瓶とラベルは本物で、中身とコルク、キャップシールが偽物だそう。

例えばDRCは、何年かに一度キャップシールのデザインが微妙に変わるため、年毎の違いを把握しておくことも鑑定の手助けになる。


偽造対策のための最新技術としては、ワインの流通経路を追跡するNFCチップをラベルに埋め込んだり、バブルタグ(写真左上)といってQRコードを読み取って現れる泡の模様とシールの画像が一致すれば本物というプルーフタグをつけたり・・・と他にもいくつかの対策がある。

 
 
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