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ニューワールドとオールドワールドのワインの違い

  • 執筆者の写真: peko
    peko
  • 2022年8月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月29日




・エンシャントとは、古代という意味でワイン発祥の地と言われてる場所。これらの地では土着品種が造られていたり、食用ぶどうが主だったりする。

・第3世界は、近年ワイン造りを見直し、力を入れ始めた場所。

ロシアは、まだまだ世界中からバルクワインや濃縮ぶどう液を輸入し加工しているが、一方でフランスから苗木を輸入して国際品種のぶどうを造ろうというワイナリーもある。産地としてはクリミア半島やジョージア近辺

インドは、10年ほど前から外資も参入し、ワインビジネスとして確立させようと力を注ぐ。

現在年間約2400万本のワインが生産され、それらは70の生産者によって占められている。内10%強が輸出されている。主な産地は2つ。マハラシュトラ州のムンバイ近郊にあるナシクと、カルナータカ州のバンガロール近郊にあるナンディ・ヒルズ


必ずしもこのように分けられるわけではないが、ざっくり言うとこんな感じ。

例えば、イタリアのトスカーナでDOCGのお墨付きを捨てて自由に造ったワインたちがスーパータスカンと呼ばれるワイン。高額商品だが、ワイン愛好家に愛されるワインたちだ。




チリワインのカラクリ・・バルクワインは日本に到着してから容器に詰め替えられる。そして日本はO.I.V (国際ワイン・ブドウ機構) にも加盟しておらず、ワイン法もキチンと定められていないため、人工的に手を加えられる。よく言われる理由の関税撤廃なんて建前。本音は"チリワインは安く輸入できて加工しやすい"


① 有機栽培や環境に配慮した農業がしやすい環境下にある

② 補糖はアルコール度の問題だが、これによりバランスが崩れるので他の手も加えないといけない

③ 自由なワイン造りができるので、最先端技術をいつでも試せる


ニューワールド、オールドワールド等の表現が便利だと思うのであればそれを使えばいい。そうでなければスキップして!



↑ 5%の日本ワインは、国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒

27.4%あるその他ってなんだと思う? ヒント: 国内製造だよ

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